無資格のまま高齢者施設で働くなら自分の軸を明確にする

今こそ介護職

高齢化社会の日本にとって介護職は社会に欠かせない重要な仕事です。今後も高齢者の増加が予想されているため介護業界では多くの担い手を必要としています。無資格でも就業可能で将来性のある介護職にあなたもチャレンジしてみませんか。

自分の軸をしっかり持っておこう

自分の軸をしっかり持っておこう

介護の仕事を長く続けるコツ

介護業界は人手不足のため職員1人ひとりに大きな負担がかかっています。そのような中で長く介護の仕事を続けるにはどうすればいいのでしょうか。上手くいっている人の仕事の仕方を参考にして考えてみましょう。

ほどよい距離感と区切り

高齢者とは家族ではなく「仕事」としてかかわっていることを自覚しましょう。あまりに距離が近いと思いやりが強くなるため冷静な判断ができなくなります。客観的に物事を判断するにはほどよい距離感を保つことが大切です。
また、介護には「ここまで」という終わりがなくいつまでもきりがないため、区切りをつけるのも大事なことです。それなりの体力を必要とし、冷静に感情をコントロールしなければならない介護をベストな状態で行うには、しっかりと休養を取ることも重要です。自宅には仕事を持ち帰らず、仕事とプライベートの区別をはっきりとつけましょう。

ストレスをためない

感情労働でもある介護の仕事はストレスがたまりやすいため、適度に発散することも大切です。友人に愚痴をいったり、趣味を楽しんだりと、疲れやストレスをリセットできる方法を知っていれば仕事にも前向きに取り組めるでしょう。自分に合ったストレス発散方法を見つけるのも長く続けるコツです。

割り切る

頑張ったからといって必ず報われるとは限らないことを理解しておきましょう。自分の無力さを理解していれば悲しい出来事に遭遇しても必要以上に落ち込むことはありませんし、周囲に協力してもらったり相談したりすることを恥ずかしいと感じることもありません。

目標を持つ

「高齢者のために」という気持ちだけで頑張っていると疲れ果てて心が折れてしまいます。「資格を取得してキャリアアップを目指す」「あの人のような介護職員になりたい」など目標を持つことで、毎日の仕事が意義のあるものへと変わります。

モチベーションを保つ

やりがいのある魅力的な仕事ですが、心が疲れてくると悪いものばかりに目がいってしまいます。介護の仕事を長く続けるためには自分の仕事を見直すだけではなく、モチベーションを保つことも大切です。人によってモチベーションの保ち方は違いますが、給与や待遇面が与える影響も大きいため、転職先を決める際は自身の譲れないポイントを明確にしておきましょう。
どこの職場でも介護人材を求めているため「未経験OK」と記載している求人がたくさんありますが、職場の雰囲気が自分と合っているかどうかも長く働き続けるには重要なポイントです。応募する前に職場見学に行き、直接確かめてみましょう。多くの介護施設と独自のパイプを築いている転職エージェントなら伝えるだけで職場見学をセッティングしてくれます。

長く続けていくためのヒント

上記で紹介したこと以外にも、介護の仕事を長く続けるコツはあります。「介護の仕事が楽しい」と感じるのはどんなときなのかをまとめているサイトを紹介するので参考にしてみてください。ネガティブなイメージを払拭し、前向きに仕事に向き合えるヒントが満載です。

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働きながら資格を取得するという方法も

無資格でも介護の仕事に就くことはできますが、資格があった方が何かと有利です。働きながらでも資格は取得できます。まずは決められたカリキュラムを受講するだけで取得できる「介護職員初任者研修」の取得を目指しましょう。介護の基礎的な知識や技術が学べます。

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